現在高校3年生になる息子がまだ3~4歳のころ、「ぼくね、生まれてきたときのこと、覚えているよ」「ほんとう?」と当時は本気に考えなかったのですが、本当なんですね。
みなさんは、「胎内記憶(たいないきおく)」という言葉を、ご存知ですか?
産婦人科医の池川明先生という方が、「ママ、生まれる前から大好きだよ!」Gakkenなど、その多くの著書の中で伝えて下さっています。
「ぼくね、おたまじゃくしのかっこうした、たくさんの友達とかけっこして、ぼくが一等賞でゴールのボールの中に入ったんだよ」受精の瞬間のこと。
「あかちゃんはね、ママの病気のこと、教えるためにお腹の中に入ったんだ」
障害を持ったお子さんは、いのちや生きることの大切さを伝えるために、自らその障害を背負って生まれることを決意していた。などなど、驚きの連続です。
中でも、「生まれる前にお空の上からね、神様と一緒に探して、ママとパパの子どもになりたいと思って、ママのお腹に入ったんだ」衝撃的でした。
私の立場からすると、そこは神様ではなく仏様にしてほしかったのですが、まあ、それはともかくとして、よく、子どもは親を選ぶことはできないと言われていましたが、ちがったのですね。わが子は私たちの子どもになりたかった。親として選んでくれたのです!
そう、だから、どんなことがあっても、「私なんかが、あなたの親でごめんなさい」などと、ご自分を責めることはなさらないで下さい。
もし、本当にだめな親ならば、子どもは選んでくれるはずはないのだから、どうぞ、ご自身に安心して下さい。
よかったら、お子さんに聞いてみて下さい。残念ながら、忘れてしまっている場合もあるかもしれませんが、ステキな思い出を話してくれるかもしれませんよ!